サンフレッチェ広島ユースと大津、西の強豪対決は予想外の大差に

サンフレッチェ広島F.Cユース vs 大津(写真=松尾祐希)

 昨年度のプレミアリーグWESTで優勝争いを演じた両者が相まみえた一戦は予想外の大差がついた。

【フォトギャラリー】サンフレッチェ広島F.Cユース vs 大津

 3月17日、サニックス杯ユースサッカー大会2022の初日が行われ、第1試合でサンフレッチェ広島F.Cユース大津が対戦。序盤から効率よく得点を重ねた広島が4-1で大津を下し、初戦を勝利で飾った。

 世代別代表歴のあるMF越道草太(新3年)を欠く広島はその穴を感じさせないプレーで、序盤から相手を押し込んでいく。4-4-2の布陣でスタートすると、ボランチの石橋聖也(新2年)、井野佑優(新3年)を軸にボールを動かすと、両サイドハーフの濱田蒼太(新2年)、中川育(新3年)らが積極的に仕掛けていく。相手に攻め込まれるシーンもあったが、迅速に対応。ボールを奪うと、素早く攻守を切り替えて、カウンターからチャンスを生み出した。

 前半に生まれたゴールはいずれも速攻から。8分にはFW笠木優寿(新3年)のお膳立てから濱田、12分にはFW妹尾颯斗(新3年)のアシストから中川がゴールを決めて試合を優勢に進めた。

【次のページ】 52分に左SB石原未蘭が試合を決定付ける4点目

▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
サニックス杯ユースサッカー大会2022