青森山田 vs 長崎総科大附

凌ぎ切った青森山田が今大会2勝目

 昨年度の3冠王者が勝負強さを見せた。

 3月19日、サニックス杯ユースサッカー大会2022の3日目が行なわれ、第2試合で青森山田長崎総科大附が対戦。今大会は苦戦を強いられていた絶対王者が粘り強く戦ってPK戦で勝利を手にした。

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 第2試合の前から降り始めた雨と吹き荒れる風の影響でまともにサッカーができない状況。悪天候を踏まえ、互いにロングボール主体の攻撃で局面の打開を試みた。その中で青森山田は2トップの一角に入るFW小湊絆(新3年)にボールを集め、パワフルな仕掛けで相手ゴール前に迫る。昨年からAチームでプレーする新10番のフィジカルコンタクトの強さを生かしながら、両サイドハーフのアマエシ・ハリソン翼(新3年)、奈良岡健心(新3年)のドリブル突破でチャンスを窺う。だが、決定機を作るまでに至らず、GK亀井一起(新3年)を中心に粘り強く守る相手のゴールをこじ開けられない。

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▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
サニックス杯ユースサッカー大会2022