前橋育英 vs 東福岡(写真=松尾祐希)
後半に入っても相手に主導権を渡さない。前半同様にパスワークを駆使しながら攻め込み、守っても集中力を切らさずに相手に良い状態でゴール前へ進入させない。U-15日本代表歴を持つGK雨野颯真(新2年)も落ち着いたプレーで要所を締め、相手に付け入る隙を与えなかった。
58分から登場した新1年生の山田佳も上々のパフォーマンス。3点目を奪った後の終了間際に1点を返されたものの、「あいつは面白い」と指揮官も期待するCBも球際や空中戦で強さを発揮した。
3-1で勝利を挙げた前橋育英。主力不在という逆境を跳ね返し、グループステージ最終戦で多くの収穫を得た。
(文=松尾祐希)▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
サニックス杯ユースサッカー大会2022