日本高校選抜は高さや球際で競り負け東海選抜に0-3で敗戦

日本高校選抜のキャプテンマークを巻いたMF山市秀翔

 9日、「第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会」の本大会が開催され、日本高校選抜がプレーオフを勝ち抜き本大会出場を果たした東海選抜と対戦した。

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 日本高校選抜はGK1佐藤瑠星(大津→筑波大)、DF4馬場拓己(桐光学園→同志社大)、DF5海老沼慶士(米子北→IPU・環太平洋大)、DF12大川佳風(流通経済大柏2年)、DF22川副泰樹(大津→福岡大)、MF8山市秀翔(桐光学園→早稲田大)、MF15薬師田澪(大津→法政大)、MF16田澤夢積(青森山田→新潟医療福祉大)、MF19根津元輝(前橋育英2年)、MF20阪田澪哉(東山2年)、FW10福田師王(神村学園2年)というスターティングメンバー。

 対する東海選抜のスターティングメンバーにはGK1福本悠(中京大)、DF5速水修平(常葉大)、DF14楠本羽翼(東海学園大)、DF18長島武(静岡産業大)、DF19川地功起(中京大)、MF7井堀二昭(東海学園大)、MF10古長谷千博(常葉大)、MF20永田貫太(中京大)、FW9近藤慶一(名古屋学院大)、FW17横山智也(岐阜協立大)、FW22秀島悠太(中京大)が名を連ねた。

 試合は立ち上がりから東海選抜がペースを掴み、セットプレーなどから日本高校選抜のゴールを脅かす。日本高校選抜は、東海選抜のフィジカルの強さや高さに手を焼き、球際でも競り負けるシーンが見られる。セカンドボールも支配されるなど守備に追われ、攻撃への流れが作れない。

 日本高校選抜はGK佐藤のファインセーブなどデェフェンス陣が奮闘するものの、前半37分、ゴール前の混戦から東海選抜のFW横山にゴールを決められ先制を許してしまうと、後半アディショナルタイムにも東海選抜FW近藤にゴールを奪われ0-2とリードを広げられてしまう。

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