東京朝鮮中高級学校 vs 神戸弘陵

 後半の立ち上がりも神戸弘陵の攻勢を凌ぐと6分、チョン・テナムのフリーキックにMFリュ・サンウ(新2年)がピンポイントで合わせて同点とした。

 勢いに乗る東京朝鮮は後半12分、チョン・テナムの右足のシュートが枠を捉えたが、神戸弘陵GK北山壮太(新3年)が好守で追加点は許さず。逆に神戸弘陵はその2分後、フリーキックの展開から最後は谷内口のシュートが惜しくも右に逸れた。

 試合は最終盤を迎える中で神戸弘陵は後半22分、MF谷口由弥(新3年)のパスを受けたFW馬場悠平(新2年)が右足を振り抜いて値千金の勝ち越しゴール。これが決勝点となり、神戸弘陵が第31回イギョラ杯のオープニングゲームを制した。

(文・写真=石黒登)

▽第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー