FC東京U-18が2年連続の決勝進出!10番MF生地慶多が決勝点をマーク

FC東京U-18イレブン

 第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカーは最終日の21日に決勝トーナメントを実施。J下部組織同士のカードとなったFC東京U-18とヴァンフォーレ甲府U-18の準決勝は1-0でFC東京が勝利し、決勝進出を決めた。

 FC東京は前半15分、FW熊田直紀(新3年)のドリブルを起点にゴール前でパスを繋ぎ、最後は混戦を10番のMF生地慶多(新3年)が詰めて先制した。

 その後もFC東京は左サイドのFW今野光希(新3年)が存在感。前半30分にはフリーキックの素早いリスタートから抜け出しシュートまで繋げる。その1分後にはFW田口輝一(新3年)の強烈なシュートがサイドネットを強襲した。

 一方、前半はあまり前に出られなかった甲府もHT前のMF渡邉春翔(新3年)の決定機を皮切りに後半は攻勢を仕掛ける。最大のチャンスだったのが16分。FW伏見星斗(新3年)のシュートのこぼれ球をMF中村瑠志(新2年)がクロス。これに途中出場のMF氏原幹太(新3年)がヘディングで飛び込んだが、FC東京GK西山草汰(新3年)がきっちりとニアのコースを消してセーブし、優勝を飾った昨年に続き、2年連続の決勝進出を果たした。

(文・写真=石黒登)

▽第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー