4月16日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選が開幕し1回戦が行われた。刀根山は堺工科と対戦し、FW明田夏希のハットトリックの活躍もあり刀根山が9-0で堺工科に大勝し、2回戦に駒を進めた。

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　「トーナメントの難しさというのがあると思うので今日は勝ち切る事が大事」(徳永貴之監督)と試合に入った刀根山。序盤は初戦という事もあり硬さが見られたが、セットプレーから試合を動かす。

　7分、6番MF小玉樹右が蹴った右CKに9番FW明田夏希が頭で合わせゴールネットを揺らす。早くも先制した刀根山はさらに17分、左サイドでFKを得ると、キッカー8番MF河合波留也のボールにまたも明田がヘディングで合わせ追加点。24分には左CKにファーサイドの3番DF松本啓吾が頭で押し込みゴール。

　「スペースを埋めてしまって、コートを広く使ったビルドアップが出来なかった」(MF小玉)と流れの中では噛み合わない部分も多くみられた刀根山だったが、セットプレーから3ゴールを決めてリードを広げる。

　一方、中々攻撃の形が作れない堺工科は23分、左サイドで得たFKを1番GK東野祐樹が直接狙うもこれはGKにキャッチされる。その後は徐々に攻撃が噛みあってきた刀根山が次々にチャンスを作り出すもゴールは生まれず前半を3-0で終える。