一方、まだまだ攻撃に課題が残る大阪産大附。しかし、守備陣は安定感が増し、昨年からトップチームで出場機会を得ていた、背番号10を背負う三政がゴールを決めたのは朗報だ。昨年は選手権で試合を重ねて成長し、興國を倒して4強入りしただけに、今大会もここからが本番。次戦の相手は大阪学院大高と摂津を下し勢いに乗る関大北陽だ。前回大会ではここで大阪桐蔭に敗れているだけに、まずはここを勝って4強入りを果たしたい。

 (文・写真=会田健司)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選