興國が前回王者の阪南大高を2-1で下しインターハイ初出場まであと一つ!
先制ゴールを決めて喜ぶ興國イレブン
6月5日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選準々決勝が行われ、興國が阪南大高と対戦。先制しながら追い付かれて後半を迎えた興國はDF古瀬夢叶が決勝ゴール決めて2-1で逃げ切り。これで準決勝に進出した興國は全国初出場をかけ、6月11日に万博記念競技場で関大北陽と対戦する。
プリンスリーグ関西1部でも上位を争うチーム同士の対戦。全国初出場を狙う興國が前回王者の阪南大高に挑んだ。
試合は、いつも通り後ろからビルドアップする興國がボールを握る。興國の両ワイドである左の10番MF宮原勇太と右の14番MF早坂優空が昨年全国大会も経験している阪南大高の両SB、7番DF保田成琉、8番DF今西一志とマッチアップ。シュートシーンは少ないもののハイレベルな攻防が繰り広げられた。
先手を取ったのは興國。19分、左サイドのスローインからチャンスを作ると、ボックス内でDFを背負いながらボールを受けた18番FW上野草汰が「インテリ(インサイドハーフ)がボールを持った時点でゴールをみていて、練習通り半身を作ってトラップから左足を素早く振り抜くイメージ」と右足と右腕でDFをブロックしながら持ち込んでシュートを突き刺した。
リードを許した阪南大高もすぐに反撃。22分、今西が右サイド高い位置で起点を作ると、最後は17番FW山内颯太からの横パスに1年生の6番MF福本一太がダイレクトで右足を振ると、シュートは左ポストに当たってゴールに吸い込まれる。GKもノーチャンス、福本のゴラッソで阪南大高が同点に追い付く。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選