準々決勝 大阪桐蔭 vs 近大附

先制ゴールを決めて喜ぶ大阪桐蔭イレブン

　6月5日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選準々決勝が行われ、近大附が大阪桐蔭と対戦。2点ビハインドで後半を迎えた近大附が後半アディショナルに追い付き、PK戦を5-4で制した。これで準決勝に進出した近大附は8大会ぶりの全国出場をかけ、6月11日に万博記念競技場で履正社と対戦する。

　前回大会で準優勝し、全国大会では惜しくも静岡学園に敗れたものの16強入りした大阪桐蔭。対するは、8大会ぶりの全国出場を目指す近大附。

　近大附は怪我でキャプテンのMF橋本健丸を欠いたことで、10番MF松山祐輝がいつもより下がり目でゲームメイク。しかし序盤からペースを掴んだのは大阪桐蔭。前線で長身の9番FW柳香聖が起点となり攻勢を仕掛ける。

　CKからピンチも招いた大阪桐蔭だったが、10番MF田中裕翔が強烈なシュートでゴールに迫ると25分、ゴール前で細かくパスを繋ぎ、最後は柳からパスを受けた6番DF坂口創史太がネットを揺らした。

　先制した大阪桐蔭はなおも攻勢を強め、30分には右サイドからのボールを柳が前線で収め左に流すと、フリーで受けた田中が縦に持ち運び左足でゴール右に流し込んだ。