東京Vユースでは佐藤春輝らボランチの働きが際立っていた(写真=佐藤亮太)
この試合で目立ったのがMF佐藤陽輝(3年)、MF山本丈偉(1年)のボランチコンビ。
『すべてのボールは2人を通ず』のごとく、まさに攻守の起点に。状況に合わせ、剛柔とりあわせたプレーをそれぞれ披露。チーム内の信用を勝ち取っている感を抱く。
中後監督からは「どのチームでも中央はしっかりした選手がいなければならない。(信用を得る)そうした役割を担わなければならない。今のところよくやっている」との評価。
現役時代、ボランチ起用が多かった指揮官の期待に応えている。
一方の浦和レッドダイヤモンズユース。
攻撃では右サイドバックDF稲垣篤志(2年)の果敢なオーバーラップ。右サイドMF阿部水帆(2年)のドリブルが目立った。
守備ではDF植竹優太(2年)、DF土橋公哉(3年)の両CBがラインを押し上げ、身体を張り、よく守った。
しかし肝心なところでボールを奪われる、あるいは、ここぞの時に奪いきれないシーンが散見された。攻撃は迫れども個人技頼みで単調だった。
「いつも持っている彼らの力を出し切れていなかった」と池田伸康監督。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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