浦和レッドダイヤモンズユース vs 矢板中央(写真=佐藤亮)
残り時間は、アディショナルタイムを含め、約10分。
「行くぞ!!」と、浦和Yベンチ。
「このままでは終わらないぞ」と、矢板中央ベンチ。
双方から鼓舞する声が出るなか、決着の時がくる。86分、矢板中央FW15若松のゴールで突き放し、3点目。試合を決めた。
アディショナルタイムには、矢板中央のカウンターを防ごうとするあまり、危険なファールで浦和Yの選手にレッドカード。またひとり退場処分を受けた。
終盤、11分間で3得点を挙げた矢板中央が浦和Yを3-1で下した。
最終的に9人となった浦和Yは、矢板中央の絶え間ない攻撃にさらされ、苦しい展開にあいながらも、終始、自分たちのスタイルを捨てなかった。貫けたことが今後の糧となるはずだ。
(文・写真=佐藤亮太)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部