帝京 vs 鹿島学園

 後半に入っても先にチャンスを作ったのは帝京。後半3分、ゴール前でボールを持ったFW伊藤がMF田中遥稀へパス。受けた田中がシュートを放つも、ボールは惜しくも枠を外れる。

 すると鹿島学園がようやく本来の形を見せる。後半8分、MF林結人がゴールやや右からカットイン。そのままシュートもこれは帝京GK川瀬隼慎がファインセーブを見せ、ゴールは奪えない。

 後半16分は帝京。ボールを持ったMF松本がゴール前まで運びシュート。しかし鹿島学園GK木村和輝が左足でセーブ。さらにDF並木、FW橋本が立て続けにシュートを放つも、木村が立て続けに好セーブを見せ追加点を許さない。

 なんとか点を返したい鹿島学園は後半31分、帝京ゴール前まで迫るとMF林が絶妙のタイミングでFW玉川颯太へパスを通す。しかし玉川のシュートは枠を捉えられない。

 その後は互いにスコアを動かすことができず、5-0のまま試合終了。帝京がインターハイ出場校同士の対決を制し、勝点3を上乗せした。

(文・写真=風間久志)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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