14分にはMF7土屋飛雅(2年)からDF5石川穂高(2年)のヘディングで、32分には長、篠田、荒井とつなぎにフィニッシュに持ち込む。相手GK1中村天音(3年)の好セーブに阻まれるシーンは少なくなかったが、それでもアグレッシブに仕掛けて押し込んでいった。

 すると先制点は、今季の強みのひとつであるセットプレーから生まれた。36分、荒井のCKから石川がジャンプ一番、ヘディング弾でゴールネットを揺らした。

 この先制点の勢いをもって流れを引き寄せるかと思われた昌平だったが、しかし42分、一瞬のスキを突かれる。相手DF26佐藤海宏(1年)に左足の強烈なシュートを浴びせられ、同点とされる。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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