DF津久井佳祐(4番)は1得点だけでなく本職の守備でも健闘(写真=多田哲平)

 1-1で迎えた後半、昌平はよりリズミカルな攻撃を展開。MF6佐藤海空斗(3年)と土屋の2ボランチが巧みにバランスをとりながら、奪ったボールを前線につけるリンクマンとして機能した。

 そして50分、追加点を生んだのは、またもセットプレーだった。再び荒井が放ったCKからDF4津久井佳祐(3年)が頭で合わせて追加点。荒井はこの日2アシストを記録した。

 その後、前がかりにくる鹿島ユースの猛攻を受けるも、追撃を許さない。

 67分、佐藤海宏からのクロスに合わせたDF15大山幸路(2年)のヘディングはバーに助けられ、84分、MF7岡田理央斗(3年)から大山へとつないだFKはGK1上林真斗(3年)が的確な判断で処理。87分のMF40下田栄祐(3年)のミドルシュートは、コースを限定して枠を捉えさせず、最後までリードを守り切った。

 CKでの鮮やかな2得点でタフな戦いを制した昌平は、勝点を17に上積み。無敗で首位をキープしている。

 一方で敗れたとはいえ、好ゲームを演じた鹿島ユースのタフネスぶりも見事だった。特に佐藤海宏は高精度のキックで先制弾以外にもチャンスを作り、FW11佐藤雄(3年)の抜け出し、下田の展開力と機を見たミドルシュートは昌平の脅威となっていた。

(文・写真=多田哲平)

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