決勝点を決めた帝京MF押川優希

 後半に入ると、両チームとも前線からのプレスをかける位置が高くなり、序盤は東京ヴェルディユースがペースを握りゴールに迫る。しかし、帝京はチャンスを見逃さない。後半11分、帝京10番・伊藤聡太が左PA中でパスを受けると、これをしっかりと決め勝ち越しに成功する。

 後半中盤に差し掛かると、東京ヴェルディユースの中盤にスペースが出来始め、それに対して、帝京は左サイドをメインにチャンスメイクしてシュートシーンを作っていく。一方、押される時間が多くなった東京ヴェルディユースは、虎視眈々とカウンターを狙う。そんななか、同40分に帝京がスコアを動かす。帝京は、8番・押川優希が右CKからのクリアボールを拾うと、これを豪快にネットに突き刺しダメ押しゴール。3-1で勝利した帝京が4連勝を果たした。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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