三菱養和SCユース vs 東京ヴェルディユース

 後半に入っても立ち上がりから東京ヴェルディユースがペースを掴む。49分、DF伊藤がMF新へパス。受けた新がシュートを放つもボールはバーを越えてしまう。さらに50分には、DF新井からゴール前のFW白井へボールが渡るも、シュートまでは至らない。

 その後は一進一退の攻防が続くも、三菱養和SCユースはGK1町田佳祐(3年)らの好守からリズムを作っていくと、84分、スローインを起点にゴール前で混戦に。最後はFW依田がゴール左に決めて同点に追い付く。

 しかしその直後、東京ヴェルディユースはボールを持ったMF新がゴール前で強烈なシュートを放つ。三菱養和SCユースGK町田が弾いたこのボールに、途中出場のDF34小林健(1年)が走り込んでシュート。これがネットを揺らし、東京ヴェルディユースが1点をリードする。

 さらに東京ヴェルディユースは後半アディショナルタイム、ゴール前やや右の位置でFKを得ると、MF新のキックからFW白井がまたもドンピシャのヘディングシュートをネットに突き刺し、3点目を決め勝負あり。

 東京ヴェルディユースが一度は三菱養和SCユースに追い付かれるも直後に突き放し3-1で勝利。勝点3を積み上げ、2位へと浮上した。

(文・写真=風間久志)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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