東京ヴェルディユースが2位に浮上!FW白井亮丞のヘッド2発などで粘る三菱養和SCユースを下す!

この日2ゴールを決めた東京ヴェルディユースFW白井亮丞

 9月10日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部の第11節1日目が行われ、三菱養和SCユース(東京)と東京ヴェルディユース(東京)が対戦した。

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 10試合終了時点で三菱養和SCユースは3勝5敗2分の勝点11、東京ヴェルディユースは5勝3敗2分の勝点17。三菱養和SCユースにとってはプリンス1部降格圏脱出、さらに上位進出のためには負けられない一戦。一方の東京ヴェルディユースにとっては上位争いに食らい付くためには落とせないゲームと言える。

 試合は東京ヴェルディユースのキックオフで試合は開始されると、まず先にチャンスを掴んだのは三菱養和SCユース。開始直後の1分、ゴール近くでFKを獲得すると、MF8児平陽大(3年)が直接狙う。西陽が差し込みボールが見づらい中、東京ヴェルディユースGK12磐井稜真(2年)はしっかりキャッチする。

 その後も試合序盤は三菱養和SCユースが押し込む展開。14分、DF12奥山誠幸(3年)やMF25瀬戸翔太(2年)がチャンスを作るもゴールには至らず。27分にはFW10依田悠希(3年)がゴール前でボールを持つと、浮かし気味のシュートを放つ。しかしこれはバーをかすめながらもラインを越え、得点を奪うことはできない。

 東京ヴェルディユースも反撃。30分にはMF10新哲平(3年)がカウンターからボールを運び、養和ゴールを脅かすと、32分にはMF8岩崎壮真(3年)が、34分にはDF2新井海斗(3年)がシュートを放つものの、どちらもわずかに外れ、得点には至らない。

 しかし東京ヴェルディユースは41分、中盤でMF新がボールを持つと、自ら運びながら左サイドのDF11伊藤竜海(3年)へパス。これを伊藤が中へ放り込むと、中央のFW9白井亮丞(2年)がドンピシャのヘディングシュートを叩き込み、スコアを動かす。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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