DF稲垣篤志は攻守で奮闘(写真=多田哲平)

 浦和ユースは前半、東京Vユースのハイプレスに苦しみ、押し込まれる時間が長かった。10分にはビルドアップのパスを奪われて相手MF10新鉄兵(3年)にヒヤリとするシーンも作られている。

 それでも『取られても取り返せばいいだけ。勇気をもってやろう』と指揮官から伝えられていた浦和ユースの選手たちは、じっくりとボールを動かしながら攻め手を探りつつ、相手の圧力に冷静に対応していった。

 18分にはMF8岩崎壮真(3年)のクロスからFW9白井亮丞(2年)にポスト直撃のヘディングを浴び、前半終了間際には右サイド(浦和の左サイド)を駆け上がったDF2新井海斗(3年)のクロスから再び白井にゴールに迫られたが、それでもGK1根山翔伍(3年)を中心とした守備陣ではね返して0-0で前半を終える。

 後半に入ると、激しいマッチアップが繰り広げられながらも徐々に浦和ユースは押し込んでいく。流れを引き寄せることができた要因のひとつが守備の安定感だ。対人に優れるDF22土橋公哉(3年)とDF4滝瀬健太郎(3年)のCBコンビと、運動量豊富なDF21瀬山航生(2年)とDF33稲垣篤志(3年)の両SBで相手の攻撃をシャットアウト。

 「守備が焦れずにやれたのが大きかった」という池田監督。「阿部勇樹(コーチ)が、この1週間選手と言い合いながらもよく進めてくれた。それで出たのが、コンパクトさ。相手のシャドーを抑えるには、スライドとラインアップとプレスバックだと、その3つをずっと言ってくれていた」と明かす。

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