関東一が最下位からの逆襲へ!エース本間凜が挙げた1点を守り切り桐蔭学園を下す
関東一のFW本間凜はヘディングで先制ゴール奪取(写真=多田哲平)
苦しみに苦しんで掴んだ、1勝だ。
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部の第11節が10月1日に行われ、関東一(東京)と桐蔭学園(神奈川)が対戦。関東一が1-0で勝利を収めた。
10試合消化時点での戦前の順位は、関東一が6チーム中6位(勝ち点6)、桐蔭学園が3位(勝ち点14)。7月9日の健大高崎戦(3節延期分)以降は白星から遠ざかる関東一にとっては、復調のきっかけを掴みたい一戦だった。
この試合で小野貴裕監督は3-5-2システムを採用し、2トップにFW10本間凜(3年)とFW40杉山諄(3年)を配置。さらに「最近体が動いているなと思っていた」というDF3矢端虎聖(3年)とDF12川口颯大(2年)を運動量の多いウイングバックに置いた。そしてGKには1年生の中村颯斗を抜擢した。
試合は前半から一進一退の展開に。FW11山形真之(3年)の抜け出しと左サイドハーフMF8阿部大輝(3年)のドリブルを起点に崩しにかかる桐蔭学園に対し、関東一は本間と杉山の抜け出しや、インサイドハーフのMF22井上樹(3年)とMF23湯田欧雅(3年)の飛び出しを活かしてゴールを目指した。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部