見事なミドルシュートで一矢報いたセレッソ大阪U-18の34番MF若野来成

 全員を交代し後半に臨んだ岡山学芸館に対しC大阪U-18は若野がポスト直撃のシュートで反撃の狼煙を上げる。しかし球際で上回る岡山学芸館は23番MF東海裕也の推進力も使い相手を押し返す。後半も劣勢が続いたC大阪U-18だったが、後半は無失点で耐えて終盤に持ち込むと、73分に若野が見事なミドルシュートをゴールに突き刺す。

 これで一矢報いたC大阪U-18がその後も攻め込むもゴールは生まれず試合終了のホイッスル。4-1で岡山学芸館が勝利しJ-VILLAGE CUPから立て続けに参加したPUMA CUPを3位で終えることとなった。

 一方半数以上をU-15の選手でこの大会に臨んだC大阪U-18。大会を通してフィジカルで勝る相手に対しショートパス主体で挑み続けた。今後が楽しみな選手も多く、今大会で得たものも大きい。この中からプレミアリーグに絡む選手が出てくることにも期待したい。

 (文・写真=会田健司)

▽第12回PUMA CUP U-17 in SAKAI
第12回PUMA CUP U-17 in SAKAI