明秀日立は日体大柏の攻撃をシャットアウト

 後半に入るとプレッシングをさらに激しくした明秀日立が、ボールハントからのショートカウンターで敵陣に押し込んでいく。だが対する日体大柏は後半10分頃から相手のプレスをかわせるようになり、一進一退の攻防が繰り広げられた。

 後半23分には明秀日立がカウンターから波状攻撃を仕掛け、途中出場のコンビで決定機を作り出す。右サイドを駆け抜けたDF3古内悠ノ進(3年)のクロスをゴール前でFW18山賀颯太郎(3年)が合わせた。だがシュートは相手GKに防がれた。

 一方の日体大柏はしぶとくポゼッションを続け、敵陣深いエリアまでは侵入していく。しかし肝心のゴール前では相手の強固なディフェンスに苦戦し、攻撃をはね返されてしまった。

 結局、1-0で逃げ切った明秀日立が日体大柏に勝利。5月29日のAグループ準決勝では山梨学院高等学校と対戦する。

▽令和4年度関東高校サッカー大会
令和4年度関東高校サッカー大会