立教新座 vs 東京成徳大深谷(写真＝河野正)

　準決勝は、昨季の主力が多数健在の優勝候補の武南とぶつかる。

　為谷監督にとっては母校との対決で、敵将・内野慎一郎監督は武南時代のチームメートでもある。

　大野コーチは「攻撃のすごい武南に対し、守備を掲げるうちがどう対抗するか。うちのリズムになる時間をどれだけつくれるかがポイントになると思います」と話した。

　今季の埼玉県S1リーグでは4月10日の第2節で既に対戦しており、3－3で引き分けた。東京成徳大深谷が３－０とリードしたものの、３失点して勝ち星を逃した悔しい1戦でもある。この試合でも左CKからヘッドで先制点を奪った増子だが、「準決勝は確実に抑え込みたい」とセンターバックらしく、得点よりも無失点にこだわっていた。

(文・写真＝河野正)