優勝達成を喜ぶ多摩大目黒の選手たち

 前半30分を過ぎると、ハイプレスをかける多摩大目黒が押し込む時間帯が多くなる。前半31分には、FKのこぼれ球から惜しいシュートシーンを作るなど、町田ユースBに圧力をかけていった。

 1-0で迎えた後半、立ち上がりに左サイドの深い位置からFKでピンチを迎えた多摩大目黒だが、すぐさま押し返す。

 後半17分、右サイドでFKを獲得すると、DF17山口蒼空(3年)からゴール前に送り込まれたボールをDF5関谷敦史(3年)が中央で合わせて追加点を奪取。優勝をグッと引き寄せる大きな1点を手にした。

 終盤に差し掛かると、町田ユースBがセカンドボールを拾って攻勢を強めるが、多摩大目黒は体を張って大きな決定機を作らせることなく無失点に抑え、2-0で勝利した。

 すでにT1リーグ(都1部)昇格を決めている多摩大目黒。18試合で55ゴールという圧倒的な攻撃力を示して見事にリーグ制覇を果たした。