徳島市立 vs 矢板中央

 後半に入っても矢板中央がペースを握る展開。DF木村のロングスローがその威力を見せつけるもなかなか追加点が奪えい。

 徳島市立もカウンターやFW10林秀太(3年)がサイドからの攻撃を見せるも、DF4畑岡知樹(3年)を中心とした矢板中央の堅守が得点を許さない。

 このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、徳島市立はFW林秀太が起死回生のミドルシュートを決め、試合を振り出しに戻す。

 しかしドラマはその後にも待っていた。矢板中央は同点を許した直後に、またもDF木村のロングスローからMF6田邊海斗(3年)が押し込み2-1と勝ち越すと、徳島市立の反撃を振り切り勝利。底力を見せた矢板中央が3回戦進出を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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