一度は和歌山北に逆転を許しながらも、岡山学芸館がシーソーゲームを制す
先制点を挙げた岡山学芸館MF8岡本温叶
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の2回戦が7月25日に行われ、6大会ぶり11回目出場の和歌山北と2大会連続6回目出場の岡山学芸館が対戦した。前半から得点の取り合いとなった一戦は、3-2で岡山学芸館が勝利し3回戦へと駒を進めた。
試合は、和歌山北のキックオフでスタート。開始数分で、直接FKから和歌山北がゴール前でヘディングシュートのシーンを作る。
早々にチャンスを作った和歌山北がやや押し込む展開だったが、スコアを先に動かしたのは岡山学芸館だった。10分にFW11田邉望(2年)がペナルティエリア左からファーサイドに柔らかいクロスを上げると、走り込んでいたMF8岡本温叶(3年)がヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。
先制点を奪った岡山学芸館はでチームに活気が増し、ボールに関わろうと動きが活発化していった。
一方で同点に追いつきたい和歌山北は、岡山学芸館の守備が整う前に、早い仕掛けでゴールへ迫る。すると、33分にMF8岩瀬悠人(3年)が左サイドでボール受けるとゴールに向かってドリブル。対面の相手はいたものの、シュートコースがあると見るや左足を振り抜き同点ゴールを決める。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)