ゴールに歓喜する履正社イレブン

 前半は拮抗した試合展開。ゆったりとしたビルドアップから機を伺う神村学園に対し、履正社は素早い寄せとポジショニングで対抗。すると履正社は前日2得点のFW9古田和之介(3年)に、神村学園はMF9積歩門(3年)に決定機が訪れるも決め切れず。スコアレスで前半を終える。

 後半に入ると履正社がギアを上げる。前線からのプレスから中盤でボールを奪う回数を増やすと、相手の上がったサイドのスペースを古田が効果的に使い裏を取る。すると42分、ペナルティーエリア内で古田が仕掛けると、サイドから中に入ってきたDF2西坂斗和(3年)がスイッチ際にボールを浮かしDFのハンドを誘発。これで得たPKを古田が沈め履正社が先制に成功した。

【次のページ】 2回戦 神村学園 vs 履正社(3)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)