途中出場の米子北MF石倉亜連が2点目を挙げる(写真右)

 最終的に点差は開いたが、中村真吾監督が「相手は本当にポゼッションが上手。相手を見て変えられる選手が多かったから、俺らも相手が何をしてくるのか考えながら対応しなければならなかった」と振り返ったように米子北が湘南工科大附の技術に手を焼いたのは間違いない。そうした中で、米子北が試合の流れを大きく引き寄せたのは8分のプレー。前からのプレスによって、15番MF仲田賢信が高い位置でボールを奪うと、こぼれ球が小橋川の下へ。小橋川が落ち着いて決めて、均衡が崩れた。

 「最初の所で前からのハイプレスが引っ掛かって1点獲れた。相手チームが次から繋ぐのが難しくなるような奪い方で、うちとしては前から行ったら獲れるんじゃないかと希望が持てた1点だった」。中村監督の言葉通り、米子北にとっては弾みが付く一撃。前から奪いに行く姿勢を強めて、相手を押し込んでいく。16分には5番DF倉田大雅が打ったシュートのこぼれ球を19番DF石倉亜連が決めて、2点差まで引き離した。

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