だが飯塚も黙ってはいない。7分、中盤のこぼれ球を拾った芳野凱斗がドリブルで九国大付の守備網を切り裂いてゴール前へ。その流れから藤井葉大のミドルシュートがゴールポストをかすめた。そしてここから飯塚が主導権を奪い返す。
本来はCBでプレーする井上陽斗を2トップの一角に置いて徹底したパワープレーに出る九国大付に対し、空中戦でことごとく競り勝ち、さらにこぼれ球を回収すると、芳野凱斗の切れ味鋭いドリブルで起点を作り九国大付を押し込んで行く。試合は飯塚のハーフコートゲーム。九国大付は押し込まれるばかりかボールに触れない時間が続いた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選