青森山田 vs弘前工(写真=AOMORI GOAL)

 試合は青森山田が主導権を握り、開始9分、MF28谷口響の先制点を皮切りに、13分にはFW23津島巧が追加点。その後も得点を重ね前半だけで5-0としたが、弘前工の体を張った守備に決定機を阻まれ、GK1溝江賢汰の好セーブもあり、青森山田の狙い通りに点差を広げることはできなかった。前半の反省をふまえ、後半はさらに勢いを増し得点を重ねた青森山田。終わってみれば、津島の5得点を筆頭に、MF7小野理竜のハットトリック、後半から出場のFW9武田陸来、MF27アマエシハリソン翼がそれぞれ2得点を挙げるなど、計15得点を叩き出しての完勝。しかし、15-0の圧勝という結果にもかかわらず、試合後の選手たちに笑顔は見られず、この試合の指揮を執った正木昌宣コーチの言葉も厳しいものだった。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選