弘前中央 vs 青森北(写真＝AOMORI GOAL)

　進学校である弘前中央は、1・2年生だけで戦った昨年の高校選手権県大会でチーム初となるベスト4に進出。新人戦でもベスト8と、立て続けに好成績を残している。

　「ちょうど今の3年生が上手い選手が揃っている代で、1年生からレギュラーになっていた選手もいます。去年の選手権、新人戦と結果が出せていて、3年間の集大成の高校総体で負けるわけにはいかない。コロナの影響もあり、冬から春にかけてうまく練習できなかったところもあったのですが、それでも気持ちを切らさずに頑張った結果だと思うので、選手を褒めたいと思います」

　この試合に勝利した弘前中央は、八戸学院光星との兄弟校対決を延長戦の末に制した野辺地西と準々決勝で対戦する。「野辺地西高校さんとは一昨年の新人戦で当たっていて、その時は2-6で完敗でした。その試合に出ていた選手も今の3年生の中にいるので、少しでも良い試合ができるように明日頑張ってもらえればなと思います」と十川監督。打倒・青森山田を狙う最有力校である野辺地西を撃破し、弘前中央にとって高校総体での最高成績であるベスト8越えを達成できるか。注目の一戦は6月4日、みちぎんドリームスタジアムで11時にキックオフとなる。

(文・写真＝AOMORI GOAL))