武蔵越生vs細田学園

 後半に入り、最初のチャンスは武蔵越生。左サイドからのクロスからシュートを放つがミートせず枠を逸れてしまう。後半17分、細田学園がネットを揺らすもオフサイドの判定となる。その直後の同18分には、細田学園25番井出壱音が左サイドからのクロスをダイレクトボレーで合わせるもバーに弾かれノーゴール。

 後半の中盤辺りから、細田学園の攻撃精度が上がる。終盤に差し掛かった同34分、細田学園20番倉根健太が、左サイドからのクロスをゴール前でフリーで頭で合わせるもバーを越え決定機を逃してしまう。このまま後半が終了し、延長戦へ。延長戦突入後も、スコアは動かず、試合の行方はPK戦に委ねられることとなった。

 PK戦では5人が蹴り終えた時点で3-3の同点。サドンデスに入ると双方ともに6人目と7人目が失敗し、まさに予測不能の展開に。勝負がついたのは10人目だった。先攻の細田学園が失敗したのに対し、武蔵越生は成功。トータル6-5で制した武蔵越生が4強入りを決めた。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選