ロングスローで2点を演出したDF佐竹琉聖(写真=多田哲平)
そしてその後半、検見川は相手の集中が途切れたのを見逃さず、次々に得点を重ねていく。
43分に再び佐竹のロングスローからMF8武田悠汰(3年)がゴール。53分にはディフェンスラインを鋭く抜け出した森田が冷静にGKをかわして追加点を奪取した。
55分を過ぎたあたりからは市川南にボールを握られた時間もあったが、ここでキャプテンの佐竹が「1回、落ち着こう」とチームメイトに声をかけて締め直し、スキを見せない。
そして59分にはFW9品川翼空(3年)が4点目を奪い、71分には森田が5点目(森田はこの日2得点)。後半に4得点と一気に突き放した検見川は5-0で快勝。ブロック決勝では八千代松陰と対戦する。
一方で市川南も前半に分厚い守備ブロックを築いた。またカウンターとなれば、FW9田中翔大(3年)が鋭い飛び出しと突破を度々見せていた。
(文・写真=多田哲平)
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選