それでも、ハーフタイムに波多秀吾監督はゲキを飛ばしたという。

 「心の余裕なのか、3点取った後は少し受けに回ってしまったり、縦パスや裏への抜け出しがなくなってしまった。余裕を持ちながらでも、裏に走ること、前にボールを運ぶこと、こうしたやるべきことはやらなければいけない。その選択肢がなかった。後ろでマイボールの時間を増やしていただけ。もちろん余力を残しながらやると彼らが判断してそうしたのかもしれませんが、僕としてはそこで緩めることなく、もっといってほしかった。この試合で終わりではなく、もっと成長してほしいので」

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選