足を攣りながらもヘディングを決めるなど貢献したFW渡邉慎和ムセマ(写真=多田哲平)

 指揮官のゲキに発奮するように、市立船橋の選手たちは後半、徐々にペースを上げていく。

 すると57分、敵陣中央でパスを受けた郡司がDFのタイミングを外して見事なミドルシュートを叩き込む。ここから再びゴールラッシュが始まった。

 75分には途中出場のMF森駿人(2年)が左サイドからカットインして鋭いシュートを突き刺し、終了間際の79分には左サイドからのクロスに渡邉が足を攣りながらヘディングで合わせて加点。郡司と渡邉が2得点ずつなど攻撃陣がしっかり結果を出した。

 終始球際で上回り、トータル6得点。危なげなく勝利した市立船橋はこれで4強入り。準決勝では習志野と対戦することになった。

 ただ一方で、敗れた中央学院も、時折迫力のある攻撃を仕掛けた。複数人が近い距離を保ちながら、さながらラグビーのように、相手と接触しながらもボールを強引に前へと押し進める中央突破は見応えがあった。特にFW9大友俊輔(3年)の巧みなポジショニングとドリブル、FW10高橋旺良(3年)のテクニックは上質だった。

(文・写真=多田哲平)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選