何と40+1分に2得点!候補・流通経済大柏が敬愛学園を退けて準決勝進出
敬愛学園 vs 流通経済大柏 (写真=小室功)
6月12日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選決勝トーナメント準々決勝が行われ、敬愛学園と流通経済大柏が対戦した。
電光石火の2得点が流通経済大柏の気持ちを楽にした。
1点差で後半を迎えていたら、試合がどう転ぶか、まだまだわからなかっただろう。だが、先制点のどよめきもつかの間、流通経済大柏が追加点を奪い、勝利の可能性をグッと引き上げた。
「2日連続の試合でもあるので、まずは(失点のリスクを避けるために)守備から入ろうと選手たちに伝えていた。相手の攻撃のテンポがよく、20分くらいまでは我慢の時間があったけれど、しっかり集中できていた。前半の終わりに固めて点を取れたのが大きかった」(流通経済大柏・榎本雅大監督)。
均衡を破ったのは、FWの佐藤瑠河(3年)だ。右からの絶妙クロスをきっちり頭で合わせ、ネットを揺らした。「今、佐藤の調子がいいので、決めてくれるような感じがあった」と、榎本監督も思わずニンマリ。
さらに、FW岡本亮太郎とのワンツーパスで右サイドからなかに入り込んだMF浪岡獅馬(3年)が左足で鮮やかに仕上げ、流通経済大柏がリードを広げた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選