湘南工大附が日大藤沢に競り勝ち神奈川の頂点に!”2年生10番”中山陽輝が1得点・1アシスト
湘南工大附の10番・中山陽輝は1得点・1アシスト(写真=佐藤亮太)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選は6月19日、決勝戦が行なわれ、日大藤沢と湘南工大附の全国出場を決めている2校のあいだで争われた。
6分、湘南工大附にCKのチャンス。キッカーFW10中山陽輝のボールにMF村岡遊が頭で押し込み、先制。
追加点を狙う湘南工大附は、スペースにボールを配球。味方の援護を待ち、ショートパス、ドリブルを織り交ぜ、相手陣内に攻めいった。
耐える日大藤沢はカウンターで対抗するも強固な守備に阻まれ、決定機を作れずにいた。前半は両チームともシュート1本ずつと、数字が示すように拮抗した展開となった。
ゲームが動いたのは後半に入った51分。日大藤沢DF3アッパ勇輝がペナルティエリア内で相手選手を倒し、PKの判定を受け、退場処分となった。このチャンスをFW10中山がGKの逆を突き、きっちり決め、湘南工大附が追加点を得た。
10人となった日大藤沢は、2点差を追いつくべく攻勢をかけ続けた。78分、途中投入のFW9有竹翔吾のドリブルシュートをキッカケに日大藤沢がより攻撃の圧をかけた。80+1分、CKの場面で混戦からMF14楠本爽が蹴り込み、1点差に。
残り時間わずか。日大藤沢はCK、FKで攻めたてるも崩せず、2-1で湘南工大附が勝ち、神奈川県王者に輝いた。
双方、前日の準決勝に続く、きょうの決勝戦。気温27.2℃。湿度62.6%のなかとあって試合は消耗戦の様相を呈した。
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