新津 vs 開志学園JSC

 ハーフタイム、開志学園JSCの宮本文博監督は「シンプルにサイドを使っていこう。焦れるなよ」と選手たちに指示。すると後半5分、MF浅野がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これをFW平がきっちりと決め、ついに先制点を奪う。

 するとここから開志学園JSCのゴールラッシュが始まる。後半8分にMF平家がゴールを奪うと、11分にはゴール前で得たFKを平家が狙う。「メッシを意識した感じで。狙ってみようかなと」というプレースキックは柔らかいタッチでそのままネットを揺らしリードを3点に広げる。

 さらに開志学園JSCは後半16分にDF22無田春斗が右サイドからのクロスにダイレクトボレーを突き刺し4点目、29分にもFW松本がゴール奪うと、38分にはゴール前でMF浅野がシュート。一旦はクリアされるも、こぼれ球をFW平が押し込み6点目を挙げる。

 試合は間もなく終了を告げるホイッスルが吹かれ開志学園JSCが完勝。6-0で新津を下し、4回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権新潟予選
第101回全国高校サッカー選手権新潟予選