長岡 vs 新潟県央工

 後半に入っても先にチャンスを作ったのは長岡。2分、MF森山がゴール前やや左からシュートを放つもGK土田がキャッチ。10分にもMF森山が左サイドを打開し、新潟県央ゴールを脅かす。

 後半15分は新潟県央工にビッグチャンス。FW11川瀬浩介が絶妙のタイミングで抜け出しGKと1対1に。しかし川瀬のシュートはGK桜井にキャッチされ、好機をモノにすることができない。

 中盤以降も主導権は長岡。ボールを動かし、ピッチを広く使うも、新潟県央工は懸命のディフェンスを見せ、カウンターからゴールを狙う展開に。後半もスコアは動かず、試合は延長戦へと突入する。

 延長戦に入ると前半1分、長岡はMF10若桑俊輔がシュート。ボールはバーを直撃し得点には至らない。長岡に嫌なムードが漂うも、それをMF森山が払拭。7分、ゴール前でボールを受けた森山がシュートを放つと、ボールはネットを揺らし、ついに先制点を奪う。

 長岡は延長後半にもMF森山が活躍。疲れの見える新潟県央工に対し、1分に2点目を奪うと6分にもドリブルで運びGKと1対1に。これを落ち着いて決めリードを3点に広げると、その後の新潟県央工の反撃を凌ぎ切り3-0で勝利。白熱のゲームを制し、長岡が4回戦へと駒を進めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権新潟予選
第101回全国高校サッカー選手権新潟予選