新発田南 vs 開志国際

 「ヘディングゴールは高校に入ってから初」と笑う佐久間。同16分には右CKから渡邊が追加点を奪い、同27分には佐久間がダメ押し点を決めて勝利を決定づけた。

 勝利の立役者となった佐久間は大会前にボランチからFWにコンバートされたばかりだが、3回戦の4得点に続く複数得点となった。

 開志国際の大久保悟監督は「プレーの幅を広げてほしい。基礎技術はしっかりしているので、あとは貪欲さを身につけて試合を決められる選手に育ってほしい」とコンバートの理由を説明する。佐久間自身も「よりゴールを意識したプレーを出していきたい」と意欲を示す。

 大会初の4強進出を狙う開志国際の準々決勝の相手は、20、21年大会で敗れている新潟明訓に決まった。大久保監督は「3度目の挑戦。ここから先の扉を開けるためにも、うちらしいグッドゲームで勝ちたい」。佐久間も「相手も2年生が多い。プレー1つ1つの質が高いが、今日と同じ、2ゴール取って勝利に貢献したい」と力を込めた。

▽第101回全国高校サッカー選手権新潟予選
第101回全国高校サッカー選手権新潟予選