上越 vs 日本文理

 後半に入ると攻守が素早く入れ替わる激しい展開を見せる両チーム。早い時間帯に得点を返したい上越はサイドからの攻撃やセットプレーなどからゴールを狙うものの、日本文理の堅守を崩すことができず得点を奪うことができない。

 対する日本文理は長身FW13大島未月やフィジカルに優れるFW20西村ドゥラアムザ洸汰らを投入し、さらにゴールを狙いにかかる。

 すると後半アディショナルタイム、日本文理は左サイドからMF曾根が攻め上がると、中にクロス。これをFW西村ドゥラアムザが詰めて決定的な3点目を挙げる。

 一矢報いようと必死に反撃を試みる上越。しかし間もなく試合終了のホイッスルが吹かれ、日本文理が3-0で完封勝利。粘りを見せた上越を退け、準決勝進出を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権新潟予選
第101回全国高校サッカー選手権新潟予選