帝京長岡 vs 日本文理

 後半も日本文理が主導権を握る。同7分、自陣左でボールを奪ったFW高橋迅(3年)がドリブルで駆け上がり右足でシュート。チームを勢いづかせると同14分、相手GKのミスを拾ったMF曾根大輝主将(3年)が無人のゴールに蹴り込み追加点を奪う。

 1点を返したい帝京長岡は次々と選手をピッチに送り込みチャンスを作るが、最後まで日本文理の牙城を攻略できずに試合はこのまま2-0でタイムアップとなった。

 昨年の準決勝、日本文理は帝京長岡に2点リードも前半のうちに追いつかれ、2-3で逆転負けを喫していた。当時もスタメンでピッチに立ち、悔しさを味わっていた曾根は「2点リードしてからの展開は予測していた。同じことを繰り返さないよう全員がしっかりハードワークした」と振り返り、「帝京長岡というライバルがいたから、ここまで来ることができた。次で勝たないと今日、勝った意味がない。決勝まで良い準備をしたい」と気持ちを切り替えた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権新潟予選
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