9年ぶりの全国を目指す松商学園…"伏兵"赤穂に苦戦も1点差を守り抜く
赤穂vs松商学園(写真=田中紘夢)
“因縁の会場”で苦しみながらも、全国に一歩近づいた。令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選の2回戦が5月28日に開催。松商学園が赤穂に2-1と競り勝った。
新人戦でベスト8に入った”伏兵”赤穂が、全国経験豊富な松商学園に挑む構図。序盤から2トップの唐木蒼と原晃暉を中心に、素早いカウンターを仕掛ける。13分には相手のCKからボールを奪うと、唐木がドリブルで前進。ラストパスを受けた原がGKとの1対1を迎えたが、青柳力樹に阻まれた。
松商学園も流れのなかからチャンスは作るものの、決め切れない時間が続いた。しかし28分、川崎琉生のロングスローから、こぼれ球を今井天志朗が頭でプッシュ。一度はDFに弾かれるも、二度目でネットを揺らした。
「中信予選でもロングスローから1点決めていた。ヘディングには自信があるので、『ここで決めてやろう』という強い気持ちで飛び込んだ」と今井。セットプレーから先制すると、34分にも森田優聖のクロスから市ノ瀬純大が押し込み、リードを2点に広げた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選