京都外大西 vs 京都共栄(写真=雨堤俊祐)

 後半も京都共栄ペースでスタートすると、40分にリードを広げる。相手が中盤でボールを持ったところへ複数の選手でプレスをかけてボールを奪い、カウンターからFW森谷祐大が放ったシュートのこぼれ球を馬場が押し込んだ。

 2点差となった京都外大西は43分にDFを投入し、右SBの大室洋介をボランチに、ボランチの森田昌志をFWへ、それぞれポジションを上げた。すると64分に、その2人がチャンスを作る。前線でパスを受けた森田がドリブルでエリア付近まで持ち運び、後方から上がってきた大室へつなぐとエリア外からミドルシュートを放つが、枠を捉えない。先制点以降、なかなかフィニッシュまで持ち込めずにいた中で反撃のキッカケになるかと思われたが、次の得点を決めたのはまたしても京都共栄だった。67分に左サイドからの折り返しを交代出場のMF小林佑輔が決めて4-1。試合はこのまま、京都共栄が勝利してベスト4へ駒を進めている。

 勝利した京都共栄のキャプテンMF山口遼馬は「試合の入り方は課題です。ただ、切り替えてすぐに同点にできたことや、攻撃の手を緩めずに追加点をしっかり決めることができるのは今年のチームの強みだと思います」と課題と収穫を話している。2ゴールを決めた馬場は「先制されて、自分が取り返してやろうという気持ちだった。1点目は上手くマークを外せたし、2点目はこぼれ球につめることができた。リーグ戦では得点が少なかったので、FWとしてゴールへの気持ちは強いです」と活躍を喜んだ。京都精華と対戦する準決勝に向けて山口は「1試合1試合を大切に戦っていく。課題も見えてきたけれど、この大会の中で完璧へと持っていきたい」と意気込みを口にしている。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選
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