後半にたたみかけた大津が熊本国府を5ゴールで圧倒し、インターハイへ王手
大津vs熊本国府(写真=井芹貴志)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選は7日、熊本市東区のえがお健康スタジアムで準決勝2試合が行われた。第1試合は1月の新人戦を制した大津と、同大会では4位となった熊本国府が対戦。
試合は序盤から、最前線の小林俊瑛の高さと、香山太良、中馬颯太という仕掛けのできる両サイドを生かした大津がペースを握る。しかし熊本国府はGK佐々幸史朗の積極的な飛び出しや小林次郎直煕、花田原輝のセンターバック陣の跳ね返しでゴールを割らせず、奪ったボールはシンプルに前に預ける形で全体を押し上げ、浦野遼の個人技を生かした突破などで反撃。ただ、ミドルゾーンで大津の網にかかってなかなかアタッキングゾーンに持ち込めない状況で、大津も深い位置まで運ぶもののクロスとフィニッシュの精度を欠くなど、スコアが動かないまま時間が経過していった。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選