慶誠 vs 秀岳館(写真=井芹貴志)

 逆に慶誠は24分、中盤の大倉翔琉から大きく左へ展開して甲斐勇太が深いところから折り返すと、中央で潰れたあとのボールをファーから詰めたキャプテンの山下大斗が左足で決めた。

 1-0で折り返した慶誠は後半開始早々の37分、右から入ったボールのこぼれに反応した山下が素晴らしいミドルを突き刺して2-0とリードを広げると、39分には山下から前田龍心へとつなぎ最後は村上誠将、52分にも秀岳館のDFライン背後に甲斐が抜け出すチャンスを作る。

 だが秀岳館もGK宮城春之介を中心に追加点は与えず、山田やゲームキャプテンの島袋滉大が相手引きつけながら左右へ展開して反撃。それでも慶誠はバランスの整ったポジショニングと「1人で奪えなくても全体で奪いにいく」(山下)という複数が連動したアグレッシブな守備を継続して耐え、アディショナルタイムに1点を失ったものの逃げ切って、初の決勝進出と九州大会出場を決めた。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選