ゴールに喜びを爆発させる都立国分寺イレブン

 後半に入るとサイドからの攻撃を軸に主導権を握り始める都立国分寺。後半9分には左サイドからのパスにFW河井がシュートを放つもジャストミートせず得点には至らない。さらに後半13分、14分と立て続けにCKを得るもチャンスは拡大できず。

 しかし後半24分、都立国分寺は左サイドからのパスに走り込んだFW前川尚輝が合わせネットを揺らし同点に追い付く。さらに都立国分寺は後半32分にも再びFW前川がネットを揺らし勝ち越しに成功する。

 それでも都立鷺宮は諦めない。後半37分、セットプレーからゴール前で混戦を生むとDF大野達也が気迫で押し込み、試合を振り出しに戻す。

 その後は両チームとも得点を奪うことができず、試合は延長戦へと突入。

 すると延長前半7分にスコアが動く。都立国分寺FW宮本凱史ボールを運んでシュート。これがネットに突き刺さり、勝ち越しゴールを奪う。

 都立鷺宮は延長後半に大きなチャンスを作りながらも惜しくも得点を奪うことはできず試合終了のホイッスルが吹かれる。都立国分寺が白熱のゲームを3-2で制し、ブロック決勝進出を決めた。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選