大成が都立葛飾野を5-0で撃破し、2次トーナメントへ!FW楫西遥哉らがクオリティの高さを見せつける

FW楫西遥哉は2ゴール(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメントブロック決勝が5月21日に行われ、大成都立葛飾野が対戦。大成が5-0で勝利を収めた。

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 大成が示したのは、攻守におけるクオリティの高さだ。

 開始1分でいきなりシュートまで持ち運ぶなど、大成は立ち上がりからリズムを掴んでいく。9分にFW9楫西遥哉(3年)がGKとの1対1の場面を迎え、その直後には右サイドハーフのMF7舟山陽人(2年)からのパスにFW11花澤幹太(3年)が合わせてシュートチャンスを得る。さらに15分には楫西がペナルティエリア内に抜け出して相手DFを困惑させた。

 前半途中までは相手GKの好セーブなどに阻まれていたが、ようやく先制点が生まれたのは36分。舟山からのクロスを受けた逆サイドのMF10中村浩太(3年)が右足を振り抜きネットを揺らした。

 さらに前半終了間際には相手DFの背後に抜け出した楫西が冷静にゴール右に流し込み追加点。ハイテンポかつ流動的な攻撃で続けた大成は、2点のリードで前半を終えた。

 後半に入っても、大成は攻撃の手を緩めない。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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