後半2分、堀越はMF東舘大翔が右サイドからボールを運びMF仲谷俊へパス。さらに仲谷が中へクロスを放るも、多摩大目黒ディフェンス陣がクリア。7分にはDF久保木舜希からのクロスを受けたMF日隠ナシュ大士がシュートを放つものの枠を捉えられない。

堀越 vs 多摩大目黒

 堀越はその後もサイドチェンジなどをしながらピッチを広く使い多摩大目黒ゴールに迫る。

 多摩大目黒は自慢の攻撃陣がDF久保木やDF東、さらにDF塚原拓也を中心とした堀越ディフェンスのハードワークの前に、なかなかチャンスを作ることができない。

 堀越は後半28分、途中出場のMF市川星空が左サイドから攻めCKを獲得。このCKを起点にこぼれ球を拾ったDF久保木がシュートを放つものの得点には至らない。

 試合も終盤に入り、多摩大目黒も必死の反撃。後半39分、途中出場のMF冨田悠乃がゴール前でヘディングシュートを放つも、堀越GK吉富柊人が懸命にセーブ。さらに後半アディショナルタイムにはDF大橋令典がシュートを放つものの、GK吉富がキャッチ。

 ほどなくして試合終了のホイッスルが吹かれ、開始早々の1点を守り切った堀越が“ウノゼロ”勝利。多摩大目黒を下し、2次トーナメント2回戦へと駒を進めた。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選