歓喜の國學院久我山イレブン(写真=矢島公彦)

 後半に入っても先にチャンスを掴んだのは堀越。4分、MF市川が左サイドから攻めクロスを放ると、FW高谷遼太がシュート。しかし追加点は奪えない。

 早い時間帯に追い付きたい國學院久我山は後半9分、右サイドからFW八瀬尾太郎がスピードに乗って攻め上がると、FW中山織斗にパス。FW中山からFW塩貝へとつなぎ塩貝がシュート。これがネットを揺らし、國學院久我山が同点に追い付く。

 その後は激しいボールの奪い合いが展開され、一進一退の時間帯が続く。堀越は後半20分、ゴール前でFW高谷からMF仲谷へとつなぎ仲谷がシュートも枠を捉えられず。國學院久我山は途中出場のMF菅井友喜がゴール前でボールを受けシュートを放つも惜しくも外れてしまう。

 すると國學院久我山は後半27分、またもFW八瀬尾が右サイドから中へクロスを送ると、FW中山がヘディングシュートをゴールに叩き込み、勝ち越し点を奪う。

 堀越はその後も選手交代などを重ねながら得点を奪いにかかるも、國學院久我山のディフェンスを崩すことができず、試合はそのまま終了。

 國學院久我山が第100回大会選手権予選決勝で敗れた堀越に逆転勝利でリベンジを果たし、準々決勝へと進出した。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選